グルテンフリー#4 (実験の結果編)

今回の記事では、ジョコビッチ選手の著書(以下、ジョコ本)で推奨される「2週間のグルテンフリー実践」を終えての感想や、体の変化について書こうと思います。

(ジョコビッチの生まれ変わる食事)

まず、2週間実践してみた素直な感想としては、「期待していた程の劇的な変化は無かったが、何となくスッキリしたような気がする。まぁ悪くはないかな。」といった感じの、あまり歯切れが良くないフワッとしたものでした。

体の変化としては、体重が少し落ちた程度です。私の身長は172cm程度なのですが、体重の変遷は社会人太りの例に漏れず、↓こんな感じでした。

  • 65-68kg (学生時代)
  • 75-78kg (社会人太り)
  • 68-70kg (婚活期、運動)
  • 75-78kg (結婚後油断太り、運動してもカロリー制限してもなかなか痩せない)
  • 73-75kg (グルテンフリー2週間実践後)

「まぁ、ちょっとは減ったけど、この程度ならまだ余裕でリバウンドできちゃう範囲だよな」といった程度の効果です。

パンを食べてみた

次に、ジョコ本に書かれている「2週間実践後にベーグルを食べる」をやってみます。久々に小麦を摂取することで、体の反応を観察することが目的です。ベーグルある必要は特に無いので、パンを食べてみました。

予定では、頭痛や目眩が起こるはずです。少しビクビクしながらも、少し期待している自分がいます。食べてみます。

。。。ん?。。。

残念ながら、特に何も起こりませんでした。頭痛があったような気もしましたが、きっとブラシーボ効果の範囲内でしょう。。。

というわけで、正直期待していた程の効果はありませんでしたが、前述の通り、少しは体重も減り、なんとなく調子も良くなった気がしたので、引き続きグルテンフリーを実践してみることにしました。

体重の変化

結果として、グルテンフリー継続後の体重は、↓こんな感じで推移しています。

  • 68-69kg (グルテンフリー定常、特に運動なし)
  • 67-68kg (グルテンフリー定常、週2程度の軽い運動あり)

いくら運動してもカロリー制限しても、一向に70kgを切ることができなかった体重が、グルテンフリーを続けることで、特に運動をしない時でも、常に70kg以下をキープして、全く太らなくなりました。

その後、かれこれ3年近くになりますが、上記の体重はキープで、たとえお盆やお正月に暴飲暴食してしまい、2-3kg増えてしまったとしても、1-2週間もすれば元通りになります。

脳の変化

体重以外の変化として、頭がスッキリした、というのがあります。なかなか表現することが難しいのですが、脳内の信号速度が、速くなったイメージです。

誰かから質問や相談があった時も、頭がよく回転してくれて、テキパキと回答している自分がいます(対自分比)。いきなり松岡修造さんみたいになったわけではありませんが、何となく以前よりは、ハツラツ、ハキハキ、テキパキ、といった状態により近づいた、といったら伝わりますでしょうか。

睡眠の変化

睡眠にも変化がありました。正確には睡眠というよりも寝起きです。

これまで、寝起き、とりわけ仕事のある平日の朝は最悪でした。

極端ですが、乱暴な言い方をすると、「起きるくらいならこのまま死んだ方がまし」と思うほど、起きるのが嫌で嫌でたまりませんでした。

朝ご飯も全く食べたいとも思いませんでした。

そんな私が、朝何となくスッキリしていて目覚めも良い、お腹もスッキリしていて、朝ごはんも美味しく食べられるようになりました。

グルテンのグルー(のり)が、取っ払われたお陰なのか、これまで翌朝まで残っていたものが、すっかり消化されたようなイメージです。

代謝の変化

これまでは、カロリーの高い米をどちらかといえば敬遠していましたが、明らかにこれまで以上に食べているにも関わらず、全然太りません。

「食べているのに太らない」という事情からから考えられるのは、消化されてないか、どんどんエネルギーに変わっているか、のどちらかです。

  • 頭の回転数が上がった(気がする)
  • 体の動きがなんとなく良い(気がする)
  • 冬でも会社で半袖で大丈夫になった

といった体の変化を考えると、エネルギー変換効率が上がった、すなわち代謝が上がったと考えるのが自然でしょう。

花粉症

花粉症が治ることも密かに期待していましたが、3回の春を迎えた現在でも、これまでと目の痒みは大して変わらず、残念ながら私の場合は、グルテンフリーと花粉症は関連していないようでした。

花粉症が治らなかったのは残念でしたが、それでも、他の効果を並べると、顕著な変化が多々あり、心身共に調子も良くなりましたので、その後も自主的にグルテンフリーを実践しています。

以降の記事では、グルテンフリーという制約故に、大好きになることができた、食事、スイーツ、お酒なんかを紹介していきたいと思います。

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